ロットワイラーの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

ロットワイラーは、大型で筋肉質かつ活動的な犬種です。

勇敢な気質と優れた体力を活かして、軍用犬や警察犬、山岳救助犬として活躍しています。

また最近ではその賢さを買われ、各国の税関にも活躍の場を広げています。

ロットワイラーの歴史

ロットワイラーは最も古い犬種のひとつです。

古代の軍隊は、遠征時に家畜を食料として生きたまま運ぶ必要がありました。

ローマ帝国が中央ヨーロッパに侵攻する際に、食料となる牛の群れを統率していたのがロットワイラーの祖先だといわれています。

その後はドイツのロットワイルという町に定着して、牧羊犬や牧畜犬として改良されました。

20世紀以降は、卓越した体力と勇敢さを買われて、警察犬や軍用犬、また山岳救助犬として世界中で活躍しています。

一方で、マフィアや犯罪者が身辺警護や違法な闘犬として使うことがあり、ロットワイラーのイメージをダウンさせているのは残念なことです。

ロットワイラーの性格

本来、ロットワイラーは従順で忠誠心が強く、大変素直な性格です。

家族に対しては愛情深く、子どもや小動物を含めた家族を守ろうとする態度が非常に強く、それゆえに番犬としては有能であるものの、訓練を間違えれば時に行き過ぎた防衛本能を示すことがあります。

したがって、子犬のときから社会性を持たせるトレーニングが求められます。

ロットワイラーに非常に多い病気

骨肉腫

骨肉腫は悪性腫瘍のひとつで、多くは四肢に発生し、後肢よりも前肢に多く発症します。

脚が腫れ、痛みが出る症状があり、骨がもろくなった状態では、衝撃が加わらなくても骨折が起きます。

原因ははっきりしませんが、遺伝的要素もしくは大型犬種に多く発症し、ロットワイラーは好発犬種です。

発生部位や病状によって治療方法は異なります。

可能であれば外科的手術を選択しますが、骨肉腫は転移率が高いので、術後は放射線療法や化学療法を継続します。

外耳炎

外耳の皮膚に炎症が起こる病気です。

ロットワイラーのような垂れ耳の犬種に多く見られ、治療が遅れると慢性化することが多いので注意が必要です。

普段から耳を清潔に保つことで予防が可能ですが、間違った方法で耳掃除をすると、キズがついて、外耳炎を引き起こす原因になる場合もあります。

胃捻転

大型の犬種に多く見られる病気で、胃が拡張してねじれを起こすことで発生します。

胃や周囲の血流が遮断されて急激なショック状態に陥り、突然死することもある緊急性の高い病気です。

一気食いや水のがぶ飲みと、その直後の運動による胃拡張が主な原因です。

散歩や運動の直後や早朝に発生することが多く、急激にぐったりとし、嘔吐をしたくても吐けない状態になり、多量のよだれを流します。

その後、呼吸困難や脈圧が低下するなどのショック症状を起こすと、治療は一刻を争います。

胃捻転の予防のためには、普段の食生活に留意しましょう。

フードの与えすぎや、食後すぐの運動をさせないようにしてください。

股関節形成不全

股関節の関節軟骨の変化による進行性の疾患です。

完治させる治療法はなく、消炎鎮痛剤の投与やレーザー療法などによる痛みの管理が主な治療になります。

肥満は病状を悪化させる原因になるので、日頃から体重管理を心がけましょう。

 拡張型心筋症

心臓の筋肉の収縮力の低下によって血液を全身に送る力が弱まる病気です。

初期症状はありません。

重症化した場合、不整脈や肺水腫などの心臓や呼吸器の症状が出始めます。

症状が出た段階ですでに重症になっている場合が多いので、定期的な健康診断による早期発見が望まれます。

治療は主に内科療法で、血管拡張薬や強心剤、むくみを取るための利尿剤が処方されます。

まとめ

ロットワイラーは保守的で防衛心が大変強く、家族やテリトリーを守ろうとする意識がとても強いため、飼い主さんが制止しなければ攻撃に転じることがあります。

過剰防衛にならないためには、子犬の頃から社会性を育てることが大切です。

海外や日本国内でも、飼い主さんの不注意や不適切な飼育によって咬傷事件が発生しているのは事実です。

ドイツの一部の州ではロットワイラーの飼育が禁止されているところもあります。

適切な飼育ができること、犬の動きを制御するための体力と、攻撃性をコントロールできることが、飼い主としての絶対条件です。

暑さが苦手なので、エアコンなどで温度管理ができる環境をつくってあげてください。

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