「さくらねこ事業」の活動について解説

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飼い主のいない地域猫のなかに、耳をV字にカットされているねこを見たことがあると思います。

このねこは「さくらねこ」といって、避妊手術を受けた証拠なのです。

ねこの繁殖力と殺処分の現状

2020年、日本国内では年間約3万匹のねこが殺処分されました。

なぜこんなにたくさんの不幸なねこがいるのかといえば、その繁殖力の凄さに理由があります。

1匹のメスは年に3回出産し、1回に平均約5匹の子ねこを産むと、1年で合計16匹に増えます。

生まれた子ねこがまた子どもを生み、さらにまたその孫が子どもを生むというサイクルを繰り返すと、単純計算ですが1年で最大50匹以上に増えてしまうことになります。

このようにして家庭で増えすぎて捨てられたねこや、野良猫が産んだ子どものほとんどが殺処分される運命にあります。

公益財団法人どうぶつ基金の活動

「どうぶつ基金」が2005年から動物愛護事業の基軸としておこなっているのが、「さくらねこ無料不妊手術事業」です。

殺処分される不幸なねこを減らす根本的な解決方法としては、不妊手術がもっとも有効です。

どうぶつ基金は、2004年からこれまで通算で85,000匹以上のねこに避妊手術をおこない、殺処分ゼロを目指した活動を推進しています。

「さくらねこ事業」のTNRの意味とは

ねこを安全に捕獲するTrap(トラップ)のT 、不妊手術させるNeuter(ニューター)のN、ねこを元いた場所に戻すReturn(リターン)のRの3つの頭文字をとって「TNR」といいます。

繁殖を防止して地域猫として一代限りの命を全うさせるための「TNR」が、どうぶつ基金「さくらねこ事業」のモットーです。

「さくらねこ事業」の流れ

「さくらねこ事業」の活動には、地域のボランティアの方々の存在が欠かせません。

ボランティアさんが、ねこを傷つけないように配慮しながら捕獲器で捕獲します。

動物病院で不妊および去勢手術をしてもらったあと、手術をした証に耳をさくらの花びらのように「V字」にカットして元の場所に戻します。

元の場所にねこ達を戻したあとは、ボランティアさんが経過を観察しながら、エサやりや後片付けなどの管理までおこなっているんです。

思わず頭が下がります。

さくらねこのV字カットの意味

さくらねこは避妊の印として、耳の先を「さくらの花びら」のようにV字型にカットされます。

ねこによって、右耳と左耳のどちらかがカットされています。

左右どちらかを適当にカットした訳ではなく、右耳がカットされているのはオス、左耳がカットされているのがメスなんです。

「どうぶつ基金」の活動にぜひ協力をお願いします

「さくらねこ事業」があちこちで活動の輪を広げ、少しずつ殺処分が減ってきていますが、殺処分ゼロにはほど遠い状況です。

野良猫問題とともに、残念ながら飼育放棄をする無責任な飼い主さんが多いのが現状です。

活動はどうぶつ基金への寄付金と、全国各地の動物病院の賛同、多くのボランティアの皆さんの協力で成り立っています。

「さくらねこ事業」にぜひ協力をお願いします。

「さくらねこサポーター」は、毎月2,222円から継続的に「さくらねこ無料不妊手術事業」の取り組みを応援する企画です。

どうぶつ基金のホームページからサポーター加入ができますので、愛猫家の皆さまにはぜひご賛同をお願いします。

どうぶつ基金 (https://www.doubutukikin.or.jp/

 

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