サモエドの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

サモエドは白くフワフワの毛と尻尾の長い飾り毛をもつ美しい純白の中型犬で、愛くるしい表情が特徴的です。

口角が上向きで笑っているような表情は「サモエド・スマイル」と呼ばれ、愛されています。

日本ではあまり見かけない犬種ですが、世界的には人気があり、とくに寒い地域に愛好家の多い犬です。

サモエドの歴史

サモエドはシベリアのツンドラ地方で、遊牧民族サモエド族と暮らしてきた土着犬です。

サモエド族が連れていたトナカイが狼に襲われないための警護犬として、また狩猟や荷物を載せたソリを引く使役犬としてなど、サモエド族にとっては、なくてはならないパートナーでした。

1911年、探検家アムンゼンと50頭のサモエド犬が南極の地を探検したことは、サモエドという犬種を世界中に広く知らしめることになりました。

当時のサモエドは白だけでなくカラーバリエーション豊富でしたが、イギリスで選択繁殖され、白い個体が主流となりました。

サモエドの性格

温和で遊び好きで、とてもフレンドリーです。

飼い主さんや家族には愛情深く、初めて会う人やほかの犬とも仲よくできます。

攻撃的な面がほとんどなく、子どもの遊び相手としても理想的ですが、番犬にはなりません。

頑固な一面もあるので、子犬の頃からしっかりと適切なしつけをおこなうことが大切です。

サモエドに非常に多い病気

遺伝性疾患が少ない健康的な犬ですが、気をつけておきたい病気があります。

胃捻転

胃捻転は胃が拡張してねじれを起こすことで発生します。

胃や周囲の血流が遮断されて急激なショック状態に陥り、突然死することもある緊急性の高い病気です。

一気食いや水のがぶ飲みと、その直後の運動による胃拡張が主な原因です。

散歩や運動の直後や早朝に発生することが多く、急激にぐったりとし、嘔吐をしたくても吐けない状態になり、多量のよだれを流します。

その後、呼吸困難や脈圧が低下するなどのショック症状を起こすと、治療は一刻を争います。

胃捻転を予防するためには普段の食生活に注意しましょう。

フードの与えすぎのほか、食後すぐの運動をさせないように注意しましょう。

股関節形成不全

関節軟骨の変化による進行性の関節疾患です。

そのほとんどは加齢に伴って発生する原発性変形性関節症です。

この病気を完治させる治療法はなく、消炎鎮痛剤の投与やレーザー療法などによる痛みの管理が主な治療となります。

肥満は変形性関節症を悪化させるので、体重オーバーにならないように日頃から体重管理を心がけましょう。

まとめ

サモエドは愛情豊かで飼い主のそばにいることを好むため、できれば室内で飼うのが理想です。

留守がちな家庭には不向きな犬種です。

歴史的に広大な雪道を走り回る仕事を任されてきたため、非常に体力があります。

少なくとも1日2回、毎日1時間以上の散歩が必要です。

雪国生まれのサモエドは高温多湿な日本の気候は苦手です。

被毛は豊かなダブルコートで、換毛期にはたくさんの毛が抜けます。

暑い日には水遊びをさせたり、毎日ブラッシングをして、アンダーコートに空気を入れるなど、暑さ対策をおこないましょう。

 

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