シベリアンハスキーの特徴とかかりやすい病気を解説

ペットヘルスケア

シベリアンハスキーはスピッツ族に属する犬種で、アラスカン・マラミュートやサモエドと近親関係にあるエスキモー犬の一種です。

シベリアや北極点探検で活躍し、アムンゼンやスコットの南極大陸探検でも活躍したことで一躍有名になりました。

日本では90年代に少女漫画をきっかけにハスキー犬ブームが起こり、一般家庭での人気が急激に高まりました。

シベリアンハスキーの歴史

古くからシベリアやアラスカなど、極寒の雪深い場所でソリや荷車を引く犬種でした。そのほか狩猟の手伝いや番犬など、人間の生活を助ける犬として暮らしてきた歴史の長い犬種です。

シベリアンハスキーの性格

シベリアンハスキーはペット用に改良された犬種ではなく、寒冷地でそりを引く使役犬として活躍していました。

忍耐強い性質で、社会性が高く状況判断力も優れていますが、しつけのハードルは高いです。主従関係をきっちり教え、飼い主さんをリーダーと認めさせることがしつけの第一歩です。

シベリアンハスキーに非常に多い病気

寒さに強い反面、暑さには大変弱い犬種です。高温多湿の日本の夏は、シベリアンハスキーにとって過ごしやすいとはいえません。

屋外での飼育を検討している方もいるかもしれませんが、長生きするためには温度や湿度が管理できる屋内飼育をおススメします。

皮膚疾患

シベリアンハスキーはダブルコートで被毛が厚いため、アトピー性皮膚炎、脂漏症、疥癬などの皮膚疾患にかかりやすい傾向があります。

投薬治療が一般的ですが、アレルギーを発症している場合は生活環境や食事を見直す必要があります。

大切な予防策は毎日のブラッシングです。抜け毛をこまめに取り除いて細菌やダニが繁殖しにくい環境をつくりましょう。

緑内障

眼球内の圧力が上がって視神経を圧迫し、ときには失明してしまうこともある病気です。

目が大きく見える、目を痛そうにしばしばさせるなどの症状が現れますが、飼い主さんがそれに気づくことは難しく、黒眼が白っぽくなるなどの異常が発生してから初めて気づくのが一般的です。

緑内障は遺伝的素因が大きく、シベリアンハスキーのほか秋田犬、サモエドなどの北極圏原産の品種は発生リスクが高いといわれています。

治療は眼圧を下げる目薬のほか、眼圧を下げるための外科手術を選択します。

白内障

眼の水晶体が白く濁って視力が低下し、やがて失明につながる病気です。

視力低下により「歩き方がぎこちない」「壁や物にぶつかる」「階段などの段差につまづく」などの症状が現れます。

白内障は遺伝性素因のほか糖尿病による場合があります。遺伝性の白内障は多くの犬で認められ、シベリアハスキーのほか、ミニチュア・シュナウザー、コッカースパニエル、プードル、ビーグル、ゴールデン・レトリーバーなどに頻出します。

点眼薬や内服薬による進行抑制の治療のほか、水晶体を取り除いて人工の眼内レンズを目に入れる外科治療をおこなう場合があります。

股関節形成不全

股関節形成不全は、発育の段階で股関節に形態的な異常が起きる病気です。歩行に異常がみられ、お座りがうまくできなくなります。

遺伝性の症例が多くみられ、成長期の食事内容にも関係するといわれています。

軽症の場合は鎮痛剤や抗炎症剤などの投薬治療と、運動制限や体重管理をおこないます。

重症の場合は手術が選択され、その後は、鎮痛薬を使いながらリハビリを続けます。

てんかん

てんかん発作が起こると、前ぶれもなく四肢が硬直して転倒したり、口から泡を吹いて意識を失うこともあります。

その様子にびっくりして、このまま死んでしまうのではないかと心配になりますが、通常発作はすぐに治まり、犬は何事もなかったかのように普段どおりにふるまいます。

発作の原因は不明な点が多く、議論されています。

発作を抑える薬を投与しますが、目的は治療ではなく発作の回数を少なくすることにあります。

まとめ

シベリアンハスキーは抜け毛が多いので、毎日のブラッシングが欠かせません。運動量が多い犬種なので、暑さに注意しながら運動させましょう。

かつて、シベリアンハスキーのブームに乗って、犬種の特徴を理解していない人たちが安易にこの犬を購入して、飼いきれずに飼育放棄をするという悲しい歴史がありました。

飼い主さんには犬を制御するための体力が要求されることを理解したうえで、飼育を決断しましょう。

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