三次喫煙の危険性について解説

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ペットヘルスケア

タバコによる健康被害は喫煙している本人だけではなく、副流煙による受動喫煙によって周囲の人やペットにも悪い影響を与えることがわかっています。

さらに最近は、受動喫煙だけでなく、三次喫煙という言葉も耳にするようになりました。

今回は人間やペットに対して悪影響を及ぼす可能性がある喫煙被害の理由と、注目されている三次喫煙について解説します。

喫煙の危険性

主流煙と副流煙

タバコの煙には、肺の中に吸入される「主流煙」と火のついた先端から立ち上る「副流煙」があります。

最近の研究では、有害物質は主流煙よりも副流煙の方が多いことがわかってきました。

厚生労働省によると、副流煙の有害物質は主流煙と比べてニコチンは2.8倍、タールは3.4倍、一酸化炭素は4.7倍も多いそうです。

また、発がん性のある化学物質であるベンゾピレン、ニトロソアミンなども、主流煙よりも多く含まれています。

ペットの受動喫煙

ペットの受動喫煙にも注意が必要です。

タバコの煙は上に立ち昇っているように見えますが、有害物質の粒子は重いので床面近くに残りやすく、人間より背が低い犬たちの方が受動喫煙の被害を多く受けています。

最近の研究で分かってきたこと

人間がタバコを吸うと、その後45分間も喫煙者の呼気に有害物質が含まれることがわかりました。

つまり、空間分煙をしたり、空気清浄機などを設置したとしても、喫煙者から外部に拡散する副流煙の対策としては不充分だということなんです。

これを前提にして、家庭内における受動喫煙問題を考えていく必要があります。

三次喫煙の危険性

タバコの副流煙によって、ソファやカーテン、家具や床のほか、喫煙者の髪や衣服にも有害物質が付着します。

犬やねこの体に煙がかかった場合は、ペットが自分の被毛を舐めて有害物質を直接体内に取り込んでしまいます。

これが三次喫煙の原因です。

ペットの前でタバコを吸わなくても、喫煙者の服や髪には副流煙の残留物質がついています。

換気扇の下で吸っているから大丈夫と思っても、自分の服や髪などに煙がつくので、ほとんど効果はありません。

飼い主さんがペットを抱っこすると、被毛に有害物質がつき、ワンちゃんねこちゃんがそれを舐めると、口から危険な物質が入ってしまいます。

喫煙によるペットの健康被害

リンパ腫やがんの発生リスクが高まる

タバコを吸う飼い主さんのペットは、リンパ腫になりやすいというデータがあります。

リンパ腫のほか、長頭種は、発がん物質にさらされる鼻の面積が広いため、鼻腔のがんにかかることが多く、短頭種は多くの発がん物質が肺に到達するため、肺がんに罹患する傾向があるといわれています。

心臓や呼吸器系への影響も

ペットのタバコの被害はがんのリスクを高めるだけではなく、心臓循環器系、呼吸器系、皮膚系、アレルギー、目の炎症なども起こりやすくなります。

犬よりもねこのリスクが大きい

犬もねこもグルーミングをしますが、ねこは頻繁に被毛を舐めるため、有害物質をより多く口にします。

一般的にねこは犬に比べて体が小さいので、体重比率でより大きな有害物質を取り込むことになるのです。

まとめ

ペットにタバコの煙を吸わせないようにするためには、喫煙する飼い主さんはどうすればいいのでしょうか?

解決方法は、「家ではなるべくタバコを吸わない」ことではなく、キッパリと禁煙することです。

どうしても禁煙できない飼い主さんは、外出先で喫煙した場合には、帰宅後必ず着替えるとか、タバコを吸ったあとは手を洗うなどの対策をこまめにおこなうようにしましょう。

それよりも、禁煙の方が確実な対策だと思うのですが・・・💦

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