春先に多く見られるねこの体調変化を解説

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ペットヘルスケア

個体差はありますが、冬から春への季節の変わり目には、ねこは血尿や頻回尿、膀胱炎など下部尿路疾患を多く発症するというデータがあります。

体調不良の最大の原因は「寒くて動くのが面倒だから」。

いかにもねこらしい理由ですが、笑ってはいられない状況になることもあるので注意が必要です。

突発性膀胱炎の原因

ねこがトイレに行く回数が増えて、オシッコしている様子があるのに、ほとんど出ていないという症状がある場合は、膀胱炎の可能性を疑ってください。

膀胱炎で多い「特発性膀胱炎」の原因はよくわかっていないのですが、ストレスもひとつの要因だといわれています。

ねこは熱さに強く寒さに弱い動物です。

あくまでも私見ですが、寒い時期はあまり動きたくないために、水を飲むことやオシッコを我慢することが多いからではないかと想像しています。

「動きたくない、飲み水が冷たい、トイレまで行くのが嫌だ」といった小さな我慢が積み重なり、ひと冬を越して春先になってからの突発性膀胱炎の発症に繋がるのではないでしょうか。

また、春先は家族の生活に変化が生まれたり、引っ越しが多くなるシーズンです。

環境変化によるストレスが原因となって、病気を引き起こす可能性があるのかもしれません。

正常なねこのオシッコの回数と突発性膀胱炎の関連性

健康なねこの排尿回数は1日に2~3回です。

1日4回以上オシッコをしていたら、膀胱炎の可能性があります。

繊細で神経質なねこほど、突発性膀胱炎を発症しやすい傾向があります。

多頭飼いの場合はどの子のオシッコなのかわかりにくいので、飼い主さんにはきめ細かい観察をお願いしたいと思います。

多頭飼いの場合でも、それぞれのねこには「お気に入りのトイレ」がありますから、日頃からどの子がどのトイレでオシッコをしているか、確認しておきましょう。

膀胱炎のねこは、トイレを我慢できずにトイレ以外の場所で粗相してしまうこともあります。

季節の変わり目に、トイレのまわりにオシッコのしずくが垂れている場合は、膀胱炎を疑ってみましょう。

尿路結石があるねこはとくに注意

すでに尿路結石があるねこや、ストラバイト結晶、もしくはシュウ酸カルシウム結晶ができやすいと診断されたことがあるねこについては、春先の行動にとくに注意が必要です。

水を飲む量が少なくなり、オシッコを我慢する傾向は、オシッコの濃縮を促し結晶をできやすくしてしまいます。

結晶は排尿時に膀胱壁を傷つけ、膀胱炎がさらに悪化します。

尿道内部を傷つけて血尿が出る場合もありますから、春先の愛猫のオシッコの色には注目してください。

まとめ

春先にねこが体調を崩しがちになるのは免疫力の低下が原因かもしれません。

春先には猫カゼ(猫ヘルペスやカリシウイルス)が多く発症します。

猫カゼは鼻やのどの粘膜からウイルスや細菌が侵入することで引き起こされるので、免疫力をアップさせて粘膜のバリア機能を強くすると罹患リスクを減らすことができます。

免疫強化のためには、適量の食事と運動を充分にさせ、できるだけストレスを感じさせないことが重要です。

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