セントバーナードの特徴とかかりやすい病気を解説

スポンサーリンク
犬とねこ

「アルプスの少女ハイジ」や映画などでもお馴染みの最重量の部類に属する犬種です。

温和な性格でしつけもしやすい犬種ですが、寒冷地出身のワンちゃんなので、日本での飼育には注意が必要です。

セントバーナードの歴史

セントバーナードの先祖犬は、ローマ帝国の軍用犬のモロシア犬とされています。

スイスの地に入ったのは紀元2世紀頃と推定され、当初は番犬として飼われていたようです。

長らく農家で使役犬として働いていましたが、17世紀にイタリアとスイスの国境近くにあった聖ベルナ―ル僧院に寄贈された犬たちが、現在のセントバーナードの基礎となりました。

セントバーナードの犬種名は、かれらを育んだ聖ベルナール僧院を英語読みしたものです。

聖ベルナール僧院は雪山遭難者の救護所の役割を果たしていました。

セントバーナードは救護犬の仕事を与えられ、20世紀までに2000人以上の遭難者を救護してきたと伝えられています。

画家ランドシーアが描いた、遭難者を救助する2頭のセントバーナードの絵をきっかけに、この犬の知名度と人気が高まりました。

セントバーナードの性格

温和でおっとりとしていて、辛抱強く優しい性格です。

自分で考える力があり、責任感が強く与えられた役割を果たそうとし、時に頑固です。

セントバーナードは家族だけでなくほかの犬や子どもとも仲良くできます。

あるいは、適切なトレーニングをおこなうことで頼もしい番犬にもなってくれます。

セントバーナードに非常に多い病気

皮膚病

被毛が厚いことから皮膚疾患が起こりやすい犬種です。

アレルギー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎、苔癬化などによる脱毛に注意が必要です。

股関節形成不全

関節軟骨の変化による進行性の関節疾患です。

そのほとんどは加齢に伴って発生する原発性変形性関節症です。

この病気を完治させる治療法はなく、消炎鎮痛剤の投与やレーザー療法などによる痛みの管理が主な治療となります。

肥満は変形性関節症を悪化させます。

体重オーバーにならないように日頃から体重管理を心がけましょう。

軟口蓋過長

軟口蓋過長も短頭種に多い呼吸器疾患です。

上あごの奥の部分にある軟口蓋が普通より長く、気道をふさいで息がしにくくなる病気です。

減量プログラムで経過を観察するケースもありますが、根本治療としては、外科的に軟口蓋を切除する方法を選択します。

外耳炎

外耳の皮膚に炎症が起こる病気です。

セントバーナードのような垂れ耳の犬種に多く見られ、治療が遅れると慢性化するので注意が必要です。

普段から耳を清潔に保つことで予防が可能ですが、間違った方法で耳掃除をすると、キズがついて、外耳炎を引き起こす原因になる場合もあります。

ワープラー症候群

大型犬種のオスに多く発生する、遺伝性の頚骨変形の疾患です。

体の成長スピードに頚骨の形成が追いつかない状態で変形し、1~3歳の若齢で発症します。

悪化すると頚椎のキズが元で下半身が麻痺する場合もあります。

運動制限と痛み止めによる対処的な治療が中心で、手術を選択することは少ないようです。

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンの分泌の減少によって、元気がなくなり、脱毛や肥満、低体温などの複数の症状が現れます。

とくに高齢犬に見られる病気で、免疫不全や遺伝性による甲状腺の機能不全、腫瘍や副腎皮質機能亢進症などが原因であると考えられます。

治療は甲状腺ホルモン薬の投与で、基本的に生涯投与し続ける必要があります。

まとめ

セントバーナードは暑さに弱いため、室温管理のできる環境での飼育が求められます。

軟口蓋過長や股関節形成不全のリスクがある犬種なので、肥満は大敵です。

適正体重をオーバーしないようにして関節に負担をかけないようにしましょう。

超大型犬なので、飼育の前提として家屋の広さを検討しなくてはいけません。

よだれが多いのはご愛敬ですが、食事量が多いので、飼育費が高額になることについてはくれぐれも覚悟してくださいね。

大変性格が良く、訓練性能も優れているので、条件さえ整えば生活を共にしやすいパートナーになれるでしょう。

無添加国産ドッグフード【UMAKA -うまか-】申し込みはこちら

タイトルとURLをコピーしました