愛猫には不妊・去勢手術が必要な理由を解説

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ペットヘルスケア

飼い主さんとしては、ペットに痛い思いをさせるのはとても辛いのですが、ねこを飼う際には、避妊・去勢手術をすることが推奨されています。

それはなぜでしょうか?

今回はねこの不妊・去勢手術のメリットやデメリット、手術が必要な理由について解説します。

不妊・去勢手術の理由は「病気の予防」と苦しみから解放するため

メスの不妊手術の理由

不妊手術の最大の理由は病気を予防するためです。

メスの不妊手術は卵巣と子宮を切除し、オスにおこなう去勢手術は精巣を切除します。

メスのねこが発情するとホルモンの分泌により乳腺が刺激され、乳腺腫瘍になる可能性がありますが、不妊手術によって予防することが可能です。

ねこの乳腺腫瘍は、ほとんどの場合悪性で、死に至る可能性のある病気なのです。

最初の発情の前に避妊手術をおこなった場合には、かなりの確率で乳腺腫瘍を予防できるというデータもあります。

また不妊手術は卵巣と一緒に子宮も取るので、子宮の病気の予防にもなります。

オスの去勢手術の理由

オスの場合は、発情によるマーキング行動を防ぐことができます。

交尾ができないのに発情だけを繰り返すのは、ねこにとってストレスになりますので、ストレス防止という点でもメリットがあると考えられています。

大体生後7ヶ月前後に最初の発情がありますから、その前に済ませるのがよいでしょう。

処置をしなければ、愛猫は発情期のたびに苦しむことになる

不妊・去勢手術は、ねこの精神衛生上も有効です。

単独室内飼育で交配の機会がないのであれば、相手をみつけられない愛猫は、発情期のたびに交配の目標が達成できずに苦しむことになるのではないでしょうか。

不妊・去勢手術によるデメリットはほとんどない

このように、不妊・去勢手術のデメリットはほとんどありません。

強いてあげるとすれば、ホルモンの影響で太りやすくなることです。

手術をした場合は、それ以前より食事カロリーを3割程度抑えた方がいいと思います。

低カロリー食なども販売されていますので、獣医さんと相談して工夫して食事を与えてください。

手術についての心配ごとはあるものの

飼い主さんのなかには手術を受ける際の麻酔を心配される方が多いのですが、術前検査で問題がなければまず大丈夫です。

麻酔をかけている時間は、オスの場合は数十分、メスでも30分~1時間程度とごく短いので、安心して獣医さんにお任せしていいと思います。
手術後については、オスの場合はほとんどが日帰り~1泊で、メスの場合は日帰り~2泊ほどの入院になります。

まとめ

繁殖の予定がないのであれば、飼いねこの不妊・去勢手術は必ずおこないましょう。

とくに多頭飼育の場合は注意してください。

ねこの繁殖能力は一般の人の想像を超えるものです。

不妊処置をしないまま多頭飼育をしていると、1年もたたないうちに近親交配がすすんで繁殖爆発し、あっという間に飼育環境が破壊されてしまいます。

「手術」と聞くと不安に感じる飼い主さんもいらっしゃると思いますが、ねこの健康のために必要な手術ですから、必ずおこなってください。

そのほか、不妊手術にはペット保険が適用されないので、その点は注意してくださいね。

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