ターキッシュアンゴラの特徴とかかりやすい病気を解説

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犬とねこ

トルコに古くから伝えられる長毛種のターキッシュアンゴラは、優雅で気高い貴婦人のようなねこです。

柔らかく手触りの良い被毛は、貴婦人がまとうコートのように優雅で、均整のとれた美しい体型は、バレリーナに例えられることもあります。

ターキッシュアンゴラの歴史

ターキッシュアンゴラはもっとも古い猫種のひとつです。

中央アジアの野生種であるマヌルネコを祖先とするねこをタタール人が飼育したのが始まりで、トルコに定着したこの長毛の土着猫が、ターキッシュアンゴラの祖先だと考えられています。

1600年代初期にトルコの行商人がこのねこを「アンカラキャット」という名前でフランスに運ぶと、ヨーロッパの上流階級の間で話題になり、珍重されるようになりました。

その後、フランスからイギリスへ渡った際に「ターキッシュアンゴラ」と名前を変え、一般の人々にも愛されるようになりました。

ターキッシュアンゴラの性格

神経質で繊細、気難しいねこですが、飼い主さんには忠実です。

飼い主さんにだけ心を許すという、いかにもねこらしい性格をしています。

多頭飼育や小さな子どもがいる家庭での飼育には不向きだと思います。

ターキッシュアンゴラに非常に多い病気

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気で、高齢のねこが発症しやすいといわれています。

異常に活発になる、落ち着きがない、食欲が増進する、攻撃的になるなどの症状のほか、大きな声で叫ぶような鳴き方をし、夜鳴きもみられます。

一般的には、内服薬や療養食による内科的治療と、甲状腺を摘出する外科的治療があります。

なお、甲状腺機能亢進症を発症している場合は、心疾患や腎不全など、ほかの疾患を併発しているケースが多いといわれています。

尿石症

腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結石ができる病気で、結石は膀胱や尿道を傷つけたり、尿道に詰まることがあります。

食事の内容とともに、ねこがもともとあまり水を飲まずに濃度の濃いオシッコをすることが原因のひとつで、ねこ自身の体質の影響も大きいです。

尿道に結石が詰まると尿が出なくなる尿道閉塞が起こり、命に関わる危険な状態を呈します。

結石の種類や大きさによって対応は異なりますが、食事療法から摘出手術までさまざまです。

再発しやすい病気なので予防が大切です。

食事の内容の見直しや、ねこがオシッコを我慢することがないようにトイレ環境の整備も考えましょう。

慢性腎臓病

腎臓の機能が長期間にわたってゆるやかに低下し続ける病気で、高齢のねこに多く見られます。

代表的な症状として体重の減少、食欲不振ですが、初期の変化は緩やかでなかなか気づきにくいものです。

多飲多尿の症状が見られたら要注意です。

病状が進行すると老廃物や有害物質を排泄できなくなり、やがて致死的な尿毒症を起こします。

知らないうちに病状が進行していることが多いので、定期的な健康診断の受診をおススメします。

一度壊れた腎臓は元に戻ることはありませんが、早期発見により投薬と食事療法で進行をおさえることができます。

肥大性心筋症

心臓の筋肉が厚くなりすぎて体に充分な血液を送り出せなくなる病気で、遺伝性の素因が関連すると考えられています。

初期にはほとんど症状は認められません。

病気の進行に伴って徐々に活動の低下や疲れやすくなるなどの症状が出始め、心不全に進行すると呼吸や食欲に異常を認め、特徴的な症状としては咳をすることがあります。

血栓が血管に詰まって後ろ足の麻痺が起こったり、突然死する危険性もある病気です。

肥大型心筋症を治癒させる方法は今日の医療には存在しません。

治療は投薬による内科的な対症療法が中心になります。

まとめ

ターキッシュアンゴラは活発で遊び好きなねこです。

好奇心が強く、ネズミ捕りなどのハンティングも大好きなので、飼い主さんが一緒に遊んであげるといいでしょう。

高い所に上ることも好きなので、キャットタワーを用意してあげましょう。

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